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遂行機能障害

遂行機能とは、生活する上で必要な情報を整理し、計画し、処理していく一連の作業(目標を決める→計画する→手順を考える→実施する→結果を確認する)を円滑に行うために必要な機能である。

遂行機能とは具体的には以下のような行動で、日常生活や社会生活を円滑に営んでいくために重要な機能

  • 目的や目標を明確に意図する
  • 目的や目標を達成する為に計画を立てる
  • 行動の実行手順を決定する
  • 実際に行動する
  • 行動の結果を正確に評価する
  • 行動した結果の評価に基づいて目的や目標に適うように行動をより適切・効率的に修正する

遂行機能障害とは、上記のとおり、論理的に考え、計画し、問題を解決し、推察し、そして、行動するといったことができない。また、自分のした行動を評価したり、分析したりすることができない状態をいいます。

具体的な症状

1.【意図・計画】過程の障害
  • 日常生活では、思いつきだけで行動しやすい
  • 物事の取り掛かりが遅い
  • 時間に合わせて行動できない
  • 繰り返し同じような行動を行う
  • 行動が定型的で単調になりやすい
  • 順序立てて行動ができない
  • 状況に見合った行動がとれない
  • 行動が子どもっぽく幼稚である
2.【実行・評価・修正】過程の障害
  • 活動の実行手順の段取りや効率が悪い
  • 自分の行動の見通しが悪い
  • 失敗経験を有効に生かせない
  • 判断や決断が悪い
  • 自分に対する他人の思いに関心がない
  • 自分勝手な行動をとる
  • 機転が利かない
3.【目標保持】過程の障害
  • その場しのぎ的な行動が多い
  • 目の前の出来事に行動が左右されやすい
  • 行動を目標に合わせて維持し続けられない
  • 先を見越した行動がとれない
  • 些細なことにとらわれやすい
  • 集中力がない
  • 行動に一貫性がない

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