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パーキンソン病による障害年金申請

障害年金相談室 パーキンソン病による申請

パーキンソン病の発症時は、症状に気付かなかったり、原因不明であったりすることから、

 

 

目次

1 はじめに

2 手続きのポイント【診断書】

3 病歴就労状況等申立書の重要性とは

4 パーキンソン病の認定基準

5 請求事例

5-1 

5-2 

6 パーキンソン病による請求のご相談

 

はじめに

パーキンソン病では、主に、振戦、無動、固縮、姿勢反射障害、といった症状がみられます。これらによって、顔の表情の乏しさ、小声、ろれつが回らない、小書字、屈曲姿勢、小股・突進歩行などの運動症状が生じます。しかし、薬の効果によりある程度症状が抑えられているうちは、認定の対象とはなりません。

薬の効果がなくなってきて、日常生活が制限されるようになると障害年金を受給できる可能性があります。

発症時期がわかりにくく、病状の進行が遅く病歴が長くなることから、受診日がいつなのかがわからなかったり、受診記録等の確保が難しくなることがあり、他の肢体障害よりも受給権を得るのは難しいかもしれませんが、パーキンソン病により日常生活上の制限が現れてきている方は申請を考えてみるべきだと思います。

 

 

手続きのポイント【診断書】


審査で認定されるかどうかは、診断書の内容が最も重要です。とくに診断書の裏面に記入される『日常生活動作の程度』は、等級を決定する重要な項目であり、ご自分の動作の程度と医師の評価に違いがあるかを必ずチェックしましょう。

その為に、診断書作成依頼をする前にご自分で実際日常生活の動作をやってみる等して、ある程度の評価をしてみましょう。

また、医師があまり診断書の作成に慣れていないことから、診断書の不備(評価の相違や記入漏れ)は、障害年金の申請では多くみられます。

診断書に不備がある場合は必ず医師に追記してもらいしましょう。

病歴就労状況等申立書の重要性とは

病歴就労状況等申立書は、障害年金の審査では、診断書で判断しきれない部分を判断するための補足資料的な意味合いがあります。
この書類は、病気の流れや診断書で記載しきれない部分を書くことで、診断書では伝えきれない部分を説明するための資料と考えていただければと思います。

例えば遡及する請求する場合初診日から1年6月頃の症状についてどのような状態でどのような症状が進行し、いつ頃補助具等を使用するようになったか等を説明することで、判断材料となる場合もあります。
補足的な資料とはいえ、審査では診断書以外でご自分の病状や日常生活能力を自分の言葉で説明する唯一の書類なので、この書類で障害の状態像をきちんと主張していきましょう。
また、病歴状況申立書をきちんと整えることで、実際の症状よりも低い認定になるのを防いでいきましょう。

また、病歴就労状況等申立書のいい加減に記載してしまったことから、不支給や実際の等級より低く認定されているケースが多くみられます。
ですから、とりあえず申請のために、記載事項を埋めるために内容を適当に書いて済ませるのではなく、認定医に自分の障害の状態を理解してもらえるよう丁寧に作成しましょう。

パーキンソン病の認定基準

 

 

 

 

 

 

認定要領

 

等級障害の程度
1級

1.一上肢及び一下肢の用を全く廃したもの

おおよその目安

2.四肢の機能に相当の機能の障害を残すもの

2級

1.一上肢及び一下肢の機能に相当の機能の障害を残すもの

2.四肢に機能障害を残すもの

3級 一上肢及び一下肢に気の障害を残すもの

(2) 肢体の機能の障害の程度は、関節可動域、筋力、巧緻性、速さ、耐久性 を考慮し、日常生活における動作の状態から身体機能を総合的に認定する。 なお、他動可動域による評価が適切ではないもの(例えば、末梢神経損傷 を原因として関節を可動させる筋が弛緩性の麻痺となっているもの)に ついては、筋力、巧緻性、速さ、耐久性を考慮し、日常生活における動作の 状態から身体機能を総合的に認定する。

 (3) 各等級に相当すると認められるものを一部例示すると次のとおりである。 - 31 - () 肢体の機能の障害が両上肢、一上肢、両下肢、一下肢、体幹及び脊柱の 範囲内に限られている場合には、それぞれの認定基準と認定要領によって認定 すること。 なお、肢体の機能の障害が上肢及び下肢の広範囲にわたる場合であって、 上肢と下肢の障害の状態が相違する場合には、障害の重い肢で障害の程度を 判断し、認定すること。

 (4) 日常生活における動作と身体機能との関連は、厳密に区別することが できないが、おおむね次のとおりである。

ア 手指の機能

(ア)   つまむ(新聞紙が引き抜けない程度)

() 握る(丸めた週刊誌が引き抜けない程度)

() タオルを絞る(水をきれる程度)

() ひもを結ぶ

イ 上肢の機能

 () さじで食事をする

 () 顔を洗う(顔に手のひらをつける)

 () 用便の処置をする(ズボンの前のところに手をやる)

 () 用便の処置をする(尻のところに手をやる)

 () 上衣の着脱(かぶりシャツを着て脱ぐ)

 () 上衣の着脱(ワイシャツを着てボタンをとめる)

ウ 下肢の機能

 () 片足で立つ

 () 歩く(屋内)

 () 歩く(屋外)

 () 立ち上がる

 () 階段を上る

 () 階段を下りる

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